毎週1回か2回は、更新したいと思っています。

お時間のあるときに、コーヒーやお好きな飲み物を片手に、お読み頂けると嬉しいです。

祝!2周年☆

みなさま、本当にずいぶんご無沙汰してしまいました。。

お元気でしたか??弁護士の菅原です。

ブログの更新がなく、心配して連絡をくださる方もいらっしゃったのですが、なかなか更新できなくてごめんなさい。

 

私はというと、楽しみも多く元気に過ごしつつも、

出張が多くてとても忙しい上半期を過ごしておりました。

今までも、毎月東京出張があったのですが、

本年2月からは成城大学についに「治療的司法研究センター」が立ち上がり、光栄なことに私はそちらの客員研究員として活動をはじめさせていただいております。

http://www.seijo.ac.jp/research/rctj/news/jtmo42000000hnju.html

 

そのため、先月からはほぼ毎週東京出張があり・・・

またそれ以外の地方出張もあり・・・

さらには、来月に迫った治療的司法に関する国際学会の発表準備も重なり・・・

ひとことでいうと、てんやわんやな日々、という感じです。

 

 

もう少し落ち着いてからブログを、と思っていたのですが、

私にとって大事な日が今年ももうすぐやってくるので、

その前にと思って、あわててこのブログを書いています。

 

その日、とは、7月1日。

私の独立記念日、つまり「みみなしやま法律事務所」の開所記念日です。

 

思えば今から2年前に「治療的司法を実践する事務所を作りたい」との想いで独立して、今の事務所を作らせていただきました。

マンションの1室で、執務室は畳の和室、という何とも簡素な作りですが、

たった2年(とはいえ色々とあって長かったですが・・)で、

「治療的司法」の分野がここまで広がり、

大学に研究センターまでできるほどになったこと、

そしてそこで私自身もさらに「治療的司法」を研究・実践する機会をいただくことになったこと、

どれも今の事務所という活動基盤と、治療的司法を実践できるたくさんの機会と仲間に恵まれたことのおかげだと思っております。

 

この2年、本当に実り多い日々を送れたことに心から感謝申し上げます。

 

私は自分がまさか、たった1人で法律事務所を開所し、経営することになるとは、夢にも思っていなかったです。

でも自分がやりたい分野、やりたいスタイルを貫くためには、どなたかの事務所で勤務しながらでは限界があって・・・

本当は不安いっぱいでの独立でした。

 

でも、この2年を振り返ると・・・

当初の不安や後ろ向きな気持ちはどこへやら、

新しい扉がいくつも開き、気持ちのよい風が私を新しい日々に運んでくれるような、健やかな成長の日々が、私を待ってくれていました。

 

 

人生って本当におもしろいなと思うのは、こういう時です。

どうしてかはわからないけれど、マイナスな気持ちや不安は、

必ず新しい変化や楽しみに変わり、私を新しいステージに連れ出してくれる感じです。

 

私の人生だからこうなのではなく、

きっとみなさまの人生にもそれぞれに、

こういう展開のおもしろさや楽しみって、ありますよね。

 

 

そしてこれからについても、

実はもうわかっている新しい楽しみがあるんです。

それは一言で言うと「みみなしやま法律事務所には、3周年はこない」ということです。

 

この愛すべき、心地よい空間にずっと留まっていたいという気持ちはあるのですが、

私の活動や考えに共感してくださり、一緒にやろうよ!と言ってくださるお仲間のところに向かって、また新しい1歩を踏み出そうと思っています。

 

正式に決まりましたら、またみなさまにご報告しますね。

それまではもう少し、楽しみに待っていてください。

 

 

人生は、変化そのもの、ですよね。

昨日の私はいない、そして明日はまた新しい私に出会える、

迷ったり悩んだり、泣いたり笑ったり、

苦しんだり、助けられたり、助けたり、流されたり・・

どんな1日も、できるだけ楽しみながら、毎日をこつこつと積み重ねたいと思っています。

 

では、またお仕事に戻りますね。

次にお会いできるのはいつごろかな。

できるだけ早くまたお会いできますように、

それまではお互いに、笑顔の多い日々となりますように☆

 

遠く、遠く・・☆

みなさま、こんにちは。

弁護士の菅原です。

 

あっという間にもう師走も後半、

というよりも、もう年の瀬ですよね。

今年最後の三連休は、いかがお過ごしでしたか?

クリスマスイブが土曜日ということもあって、

のんびり過ごされた方も多かったのでしょうか。

私は今年初めて「くりぼっち」という言葉を知ったのですが、

「ぼっち」でも、自分とゆっくり過ごせるなら、

言葉そのものが与える印象よりも、寂しくなさそうですよね(*^-^*)

 

私はというと、久しぶりにレンタルした映画を観ました!

今日はその映画について、ちょっと書いてみようかな。

 

「恋はデジャ・ブ」

というタイトルからは、なんだかラブコメを想像してしまいますし、

たぶんラブコメなのだと思いますが・・・

 

いやなおじさん

 

が主人公です。笑

 

 

これが本当に嫌なおじさんで、

仕事もちゃんとしない

根拠のない自信で女性にうっとうしくせまる

努力もしない

見た目も・・(いやこれは好みの問題ですね)

 

という主人公なのですが、

どういうわけか、その主人公が

「ある1日」を繰り返すようになってしまうんです。

 

 

2月2日、という日を繰り返す、

何度寝ても、起きたらまた2月2日・・・

する仕事も

出会う人も

まったく一緒の「2月2日」を、毎日過ごさなくてはならなくなって

主人公のおじさんは、もうめちゃくちゃな行動に出たり、

自分で命を絶とうとしたり、してしまいます。

 

それでも、起きたら、2月2日。涙

 

2月2日に起きる出来事や出会う人に慣れ、

発想を転換して、とある女性にアプローチを始めますが

それもどうにもうまくいきません。

 

このおじさんは、繰り返す2月2日の毎日を

どのように過ごしていけばいいのでしょうか・・・・

 

 

と、この後はネタバレをせずにおきますね(*^-^*)

気になる方はぜひご覧になっていただけたら嬉しいです。笑

 

 

私がこの映画をみて、特に面白いな~と思ったのは、

私たちの人生のなかでも、

主人公のおじさんと同じように

まるで同じ「2月2日」を繰り返しているように

日常が当たり前になって、

つまらなくなって、

何をしていいのか、何が大切なのかがわからないまま

ただ毎日を繰り返す

 

そういう時期や、時が、あるのかも知れないなあ

ということでした。

 

本当は毎日が大切な1日、1日の積み重ねであり、

本当は大切だと思っている人や、物事があるのかもしれないのに

 

同じように繰り返す毎日に、気持ちが曇ってしまうことは

誰しもが経験することなのかも知れませんよね。

 

 

そんな曇り空の毎日から一転して、

自分にとって大切なことが、生き生きした日常が、

お日様の光のように差し込んで見えてくる、

そんなラストを迎える、とてもかわいらしい映画でしたよ。

(ちょっと最後はうまくいきすぎてる気がしますが、それもご愛敬かな)

 

 

さて、このブログも、今年最後の更新となりそうです。

この1年間、不定期で少ない更新にも関わらず、

楽しみにしてくださったみなさま、

お読みいただいたすべてのみなさま、

本当にありがとうございました!!

 

私はこの年末年始は帰省しないのですが、

帰省しないときには必ず、この歌が頭の中でほんわか流れます。

 

遠く 遠く

離れていても

僕のことがわかるように

力いっぱい輝ける日を

この町で迎えたい

 

 

みなさまの今年が、よい締めくくりを迎えますように。

そして来年も、みなさまにとって、

そして私自身にとっても、

笑顔の多い1年となりますように・・・

 

また来年もよろしくお願いいたします。

 

2016年12月26日  弁護士 菅原 直美

 

 

 

 

 

 

 

 

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弁護士的、にげはじのすすめ☆

みなさま、本当にお久しぶりです。

弁護士の菅原です。

前の更新から、3か月も空いてしまいました。。

 

その間、

ブログ更新はまだですか?

更新してないけど、体調を崩されてませんか?

などなど、お優しいお声をかけてくださったみなさま、

本当にありがとうございます。

 

また、このブログの記事のひとつについて、

とある授業に使いたいという驚くようなご連絡もいただき、

ちゃんと書かなきゃいけないな~と改めて思っています。

今日もよろしくお願いいたします。

 

さて、

みなさまは、「逃げ恥」観てますか??

 

TBS系のテレビ局で、毎週火曜日に放送されている、

「逃げるは恥だが役に立つ」というドラマですが、

私も今、とっても好きなドラマなので、今日はこの話題を書きたいなと思います。

 

 

どこが素晴らしいか、最初に結論を言ってしまうと、

いろんな生き方をされているたくさんの魅力的な登場人物たちが、

とっても生き生きと描かれているから、なんですよね。

 

生き生き=良いことばかりではなく、悩みや、苦しみや、迷いなども含めて。

 

主人公の森山みくりさんは、新垣結衣さんが演じられていらして、

そのキュートさがネットでとても話題になっているので

みなさまの中でもご存知だったり観られたりしている方も多いはず。

 

 

このドラマのすごいと思うところは、

いわゆる「普通の幸せ」と呼ばれるような、

結婚して子供がいて仕事もうまくいっているような登場人物は、

私が数えるに、1名だけです(藤井隆さんが演じられている方)!!!

 

 

まずは主人公からして、就職活動がうまくいかず悩みに悩んでいたところ、

ふとしたことで「契約結婚」をするという女性であり、

その結婚のお相手は、35年間彼女がいない、いい人だけれどいろんな意味でちょっと頑なな男性(不器用、とは言いたくない感じの方)です。

 

その他も、

きれいで仕事ができるアラフィフ独身のおば様(私が一番好きな登場人物)や、

LGBTの男性(設定ではまだはっきりそうとまでは出ていませんが)、

イケメンだけどなんか違う男性(感覚がずれてる?ご本人は楽しそうですが)

などなど、

 

一言でいうと、

わたしは、このドラマは今の日本の「現実」をとてもリアルに再現しているのではないか、と思っています。

 

 

結婚して子供ができ、家庭を築く=普通の幸せ

だとすると、

今の日本で、このような生活をしている方々の方が、その枠にはまらない方々よりも、実は少ないのではないかということです。

(こういうといい過ぎかもしれませんが、私個人の感覚なのでお許しください)

 

私自身も、「普通の幸せ」枠にははまっていません。

そして、私の周りでも、その枠にはまらずとも生き生きと生きていらっしゃる方が

多いような気がします。

 

 

このような設定自体のリアルさに加えて、

このドラマのすばらしさをさらに言うならば

「結婚」という制度そのものの意味を、

ドラマ自体が、模索し続けていること、でしょうか。

 

 

主人公は、「結婚」を就職ととらえて「契約結婚」をします。

新しいようでいて、このような「生活のための結婚」は少し前の時代には少なくなかったのではないでしょうか。

契約結婚をする相手の男性が、主人公に「家事代行」としてのニーズを見出していることからも、

2人の「契約結婚」は、新しいように見えて、実は一昔前の「結婚」そのもののようにも思えます。

 

 

でも、そのような「契約結婚」を、あえて今の時代に、

「普通の幸せ」枠から外れる新しいシステムとして描くことで、

このドラマは見ている人たちにとって、

 

「結婚」ってなんだろう?

「結婚」をしていないって、どういうことだろう?

そもそも「幸せ」とか「生きる」ってなんだろう…それと「結婚」の関係は??

 

と、色々な示唆やアイディアを与えてくれるように思えるのです。

 

 

今週放送された第5話では、

(私は無料ポータルサイトで分けて見ているので、先ほど見終わったばかりです)

主人公の親友が、離婚をするというエピソードが出てきました。

 

夫の浮気を理由に、離婚を考えていた親友ですが、

周囲からは、小さな子供がいるのに、と離婚を反対されたといいます。

それでも、彼女は、離婚を決意して、それを実行に移します。

 

私の依頼者さんの多くと重なるエピソードに思わず涙ぐんでしまいましたが、

ここでも、「幸せ」のために「結婚」を続けるべきか、という示唆が隠れています。

 

 

まだまだ途中のドラマですが、

このドラマを最後まで見ても、きっと明確な「答え」は出てこないんじゃないかな。

 

大切なのは、

ドラマを楽しみながら、見ているそれぞれの人が、

自分にとっての「幸せ」や「生きる」ということ、

そして「結婚」という結びつきについて、

考えたり、気が付いたりする、きっかけになる

そんな自分のための時間そのもの、なのかも知れませんよね。

 

 

普通の幸せ、なんて本当はないんですよね。

あなたの幸せ、であり

わたしの幸せ、である、

そんな簡単で、明るく美しい事実を、

素敵なドラマに教えてもらっているような気がします。

 

 

もう毎週楽しみにされている方はもちろん、

観てないよ、という方も、お時間があればぜひ見てみてくださいね。

 

最後に関係がないようでいてあるのですが、

このドラマに出てくる石田ゆり子さんがとってもステキで素敵で、

たまらないです。

あ~!あんなステキな女性になりたいな!

といつも憧れながら観ています。

来週も楽しみです(*^_^*)

 

では、みなさま、久しぶりのブログを楽しんで読んでいただけましたでしょうか。

また次回もきっと近いうちに書きますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 

各地で寒さが増しておりますので、みなさまあったかくしてお過ごしくださいね☆

 わたしも冬コートにくるまって、がんばります!

 

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自己治療仮説ってなんだろう?

みなさま、こんにちは!

弁護士の菅原です。

あっという間に、また前回の更新から1か月が過ぎてしまいましたが、

みなさまはお元気でお過ごしでしょうか。

夏本番、毎日暑さにバテそうになりながら、

もうすぐのお盆休みを心待ちにされていらっしゃる方も多いのかな。

 

今日は、みなさまにぜひ知っていただきたい

「自己治療仮説」について、少しブログを書かせていただこうかなと思います。

 

自己治療仮説って、聞いたことがないという方も多いかも知れません。

これは、薬物やアルコールの依存症の方たちが、どうして依存症になるのか、

その原因についてのひとつの仮説なんです。

 

 

人はどうして依存症になってしまうの?

という問いに対して、

 

それは、ある人が困難や苦痛を抱えている場合に、

その人自身が自分でその痛みや苦しみを緩和させるために

その緩和に役立つ物質や、行動を繰り返していく・・・

その結果としてなってしまうんだよ

 

と、このように考えるのが「自己治療仮説」です。

 

 

この仮説は、アメリカ合衆国の精神科医が30年以上も前に提唱したものであり、

私は日本語に訳された『人はなぜ依存症になるのか~自己治療としてのアディクション』(翻訳:松本俊彦医師)で知ることができました。

 

 

私は弁護士として、日々たくさんの依存症の方にお会いしてきましたし、

仕事を離れた身近で大切な方のなかにも、依存症を患っている方がいらっしゃいました。

 

こんな風に依存症が身近にあった私にとって「自己治療仮説」の内容は、

まさにそう!!そのとおり!!!

と大きくうなづき、また勇気づけられる内容だったんです。

 

 

例えば、覚せい剤依存症の方の刑事裁判などでは、

ご本人に対して、裁判官や検察官、時には弁護人からでさえ、

「自分をだめにする行為とわかっているんだからやめなさい」とか、

「自分を大切にして、今度こそやめなさい」とか、

そのようなお説教がなされることも、少なくないんですよね。

 

 

でも、そのようなお説教はご本人にはあまり響かない・・・

それはまさに、ご本人が「自己治療」として薬物を使っている現実を見過ごして、

表面だけのお説教になっているからではないか、と私自身は考えています。

 

 

上記の本を書かれたアメリカの精神科医さんは

依存症の方に対して、こんな風に問いかけをするそうです。

「その薬物は、あなたに何をもたらしたのか?」

 

こんな質問をする裁判官や検察官に、私はお会いしたことがありません。

でもこの質問は、ご本人に薬物をやめさせるための第一歩として、とても適切な質問だと思います。

 

 

翻訳をされた松本俊彦医師は、依存症治療で日本で最も権威がある方のおひとりでいらっしゃいますが、

松本医師は「訳者 はしがき」でこんな風にお話をされています。

 

『実は、依存症患者の多くは、何らかの困難な問題や苦痛と闘うなかで、飲酒量が増えていき、あるいは、仕事や家族、恋人、友人を顧みない薬物乱用へと耽溺していきます。

 おそらく依存症患者は無意識のうちに、自分たちの抱える困難や苦痛を一時的に緩和する役立つ物質を選択し、過酷な「いまこの瞬間」を生き延びてきたのでしょう。  

 その結果、確かに依存症には罹患こそしましたが、そのおかげで「死なずにすんだ」と考えることもできるわけです。』

 

 

このような依存症者の側面を、もっと裁判所や検察官に知っていただきたい、

そう願ってしまう私は欲張りでしょうか。

 

確かに、覚せい剤のように使うだけで犯罪になってしまう依存症の方は、

社会のルールの中では、罰を受けなければならないのかもしれません。

 

でも、その方を責めるだけではなくて、

犯罪をしてしまったけれど、例えば覚せい剤に助けられていた側面を否定せず、

そうせざるを得なかった過去を癒しながら、

これから先は覚せい剤がなくても「死なずにすむ」人生をどう組み立てていくか、

そんな話を、刑事裁判の中で、みんなが膝をつきあわせてできるようになれたらいいのにな~。

 

そんな私自身の願いを込めて、今日はこのブログを書いてみました。

 

 

明日も大切な裁判があるので、ちょっと筆に力が入りすぎたかな??

ただでさえ暑い毎日ですのに・・・どうぞお許しください(^_-)-☆

 

これからはもっと「自己治療仮説」のような考え方や、

それに基づく支援の輪が広がることを心から願いつつ、

明日の裁判もがんばってきますね!

 

 

それでは、また近いうちにお会いしましょう。

次はもう少しやんわりのんびりの内容を書きたいなと思っています。

それまでみなさま、どうか楽しくて笑顔の多い夏をお過ごしください☆

 

 

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人生に必要なものって・・・☆

みなさま、ずいぶんお久しぶりですよね。

弁護士の菅原です。

前回のブログから2か月以上も間があいてしまいましたが、

お元気でお過ごしでしたか??

 

私は、ちょっと体調を崩したりもしていましたが、

どんな日でも、いちにちいち笑顔、は必ず出ていたと思うので、

しあわせな毎日を過ごしていると思います。笑

 

さて、

昨年7月1日に、独立開業をさせていただいたので、

私がいる『みみなしやま法律事務所』は、もうすぐ1年なんですよね!

 

私の事務所に来られたことのある方は、お分かりかと思うのですが、

みみなしやま法律事務所は、本当に普通のお家のようなところです。笑

 

今も畳のお部屋で、ちゃぶ台の上にあるキーボードをたたいてこのブログを書かせていただいているんですが、

本当に、普通の家ですね。。。苦笑

 

どうしてこのようなスタイルにしたのかというと、

私自身が『いかにもオフィス』という環境だと、少し居心地が悪いというか、

どうしてもストレスを感じてしまって、

気持ちが焦ったり、とがったり、してしまうんですよね。

 

そんな私のイライラが、例えば依頼者さんに伝わってしまったら・・・

ただでさえ心に負担をかけて悩まれている依頼者さんに、

優しく丁寧に接することのできない弁護士になってしまうのが、

どうしてもイヤで。。

 

それを避けるためには、

まずは私自身がイライラしない、居心地のよい事務所にしちゃえばいいのでは?

と思ったんです。

 

なんとも自分本位の着想ですよね。苦笑

 

あとは、子供さんを連れてこられる依頼者の方も多いので、

畳のお部屋ならば、安全に一緒に居られるな~

とか、細かい理由も重なって

今のような事務所を開設させていただきました。

 

 

そして、もうすぐ1年。

 

ひとことで表すならば、

この1年は日を追うごとに居心地がよくなり、気持ちが優しくなって、

仕事にも、自分にも余裕を持てるようになり・・・

加速度的にリラックスな日々を過ごさせていただきました。

 

事務所に来られる依頼者さんも、

当初は畳のお部屋で「足がしびれる」方が続出したのですが、

今はみなさま本当にリラックスされて、

笑顔でお話をしてくださるようになりました。

 

思い描いていた、私らしい法律事務所の形ができたかな

そんな安堵感と達成感を感じることができています。

それも、日々を支えて下さる皆さまのおかげですよね。

本当にありがとうございます。

 

とはいえ、ずっとこのスタイルでやると決めているわけではなくて。。

 

少し落ち着いてのんびりできる今の環境や時間を使って、

これから先、私がどんな弁護士として成長していきたいのか、

そのために何を学んでいきたいか、

少し先の自分=少し先の弁護士像に目を向けながら、

実はゆっくりと、でも着実に、考え続けているんですよね。

 

人生に必要なもの、

それは、年齢や、状況によって変わるものなのかな。

 

でも、いつだって必要なのは、

少し先の自分にワクワクできるような『少しの余裕』かな。

今はそんな風に思っています☆

 

さて、みなさまはいかがでしょうか。

みなさまにとって、少し先の自分って、どんな感じですか?

忙しかったり、悩みがあったり、大変な日々の方も多いと思いますが、

いつでも自分のための『少しの余裕』を、大切にできたらいいですよね。

 

では、また近いうちにお会いしましょうね。

とはいえ、次のブログまでには梅雨が明けちゃうかな。笑

 

それまでの皆様の毎日が、笑顔がたくさんの嬉しい日々でありますように・・・。

 

 

 

 

 

 

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